愛知県日進市の老人ホームで、サンドイッチを食べた利用者ら31人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、県はノロウイルスによる食中毒と断定しました。
県によりますと、7月23日、日進市の老人ホームから、「施設でサンドイッチを食べた複数の人に下痢や嘔吐などの症状がある」と保健所に連絡がありました。
保健所が調べたところ、21日に施設で調理し昼食として出された、ツナサンドやチキンサンドなどを食べた、利用者とスタッフ40人のうち31人に症状があり、複数の人の便からノロウイルスが検出されました。
入院した人はおらず、全員が快方に向かっていますが、保健所はノロウイルスによる食中毒と断定し、施設に再発防止を指導しました。
東海3県と名古屋市などには食中毒警報が出されていて、食品の取り扱いなどに注意を呼びかけています。