自動車の関税を15パーセントに引き下げる日米関税交渉の妥結について、トヨタ自動車の佐藤社長は「大きな影響を少し軽減できた」と歓迎しました。

トヨタ自動車の佐藤恒治社長:
「15%という関税は決して小さくありませんが、しっかり見通しを立てて、必要な対応を取り組んでいく」

 トヨタの佐藤社長は24日夕方に報道陣の取材に応じ、関税交渉の妥結について「日米の政府関係者に心から感謝したい」と歓迎する姿勢を見せました。

 今後のアメリカでの販売価格については、メキシコやカナダから輸出する車や部品に対する関税の影響もあるとし「市場と相談しながら決めていく」と述べました。

 2025年4月に25%に引き上げられた自動車関税について、トヨタは5月までの2カ月分だけで営業利益を1800億円引き下げる影響があるとしていました。

東海テレビ
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