7月20日、投開票が行われた参議院選挙。1議席を争った長野県区は立憲民主党・現職の羽田次郎さんが2回目の当選を果たしました。一方、自民党の藤田ひかるさんは、国政選挙で長野県連初の女性候補として「刷新感」をアピールしましたが議席獲得とはなりませんでした。今回の選挙で躍進したのが参政党です。長野県区でも18万票余りを獲得し、勝敗の行方に大きな影響を与えました。この結果を、長野県民はどう受け止めたのでしょうか。

長野市と松本市で聞きました。

50代・会社員:
「新しい党が出てきたことで、自民や立憲など昔ながらの党は今、考え直してもらうような時期なのかな」

20代・会社員:
「結局、裏金問題。最終結論が出ていないので、投票するときも今の政権与党はないかな。普通に考えて『おかしいだろ』ということがかなり多い。一般市民からして『当たり前だよね』という政治をしてほしい」

40代・派遣社員:
「(新しい党は)自民党を倒したいという気持ちがあって、そこを潰せるような政策を打ち出していたので、どこに入れても自民党以外だったらいいかなと正直」

30代・公務員:
「今まで通りにいかないということを議員の皆さんには再認識していただきたいかなと思いました。物価高を筆頭に現状に寄り添った政策ですかね。給付をすればよいというわけではないと思うので、抜本的に考え直していただければ」

30代・パート:
「今まで通りっていう政治ではなくて、高齢の方が多いので声が大きくなってしまうかもしれないですけど、若い人も見てるんだよってことに気付いてほしい」

60代・会社員:
「野党はある程度歩み寄って、減税もいきなり消費税0にするんじゃなくて、ある程度まとまらないと、(自公を)過半数割れに追い込んだ意味がないので。お互い歩み寄って、その先どんどん自分たちの考えを極めていくのがいいのかな」

18歳・高校生:
「自民党も頑張っているとは思うんですけどコメの問題とか、不祥事とか多くて離れちゃったかなと。先を憂いなくていい、安心して明日を迎えられるような日本になればなと思います」

長野放送
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