待ちに待った初勝利です。
星稜高校出身でヤクルトスワローズの奥川恭伸投手が19日の広島戦で先発出場し7回無失点で今シーズン初勝利となりました。
会場アナウンス:
「奥川恭伸~!」
12球団の開幕投手で唯一まだ勝ち星がないかほく市出身で星稜高校OBの奥川恭伸投手。
待望の初勝利をかけ9度目の先発マウンドです。
奥川は立ち上がり、ツーアウト2塁のピンチを背負います。
しかしここは広島の4番、ファビアンをファールフライに打ち取ります。
2回以降、奥川はランナーを出すものの要所を締めるピッチングで得点を許しません。
ヤクルトが1点先制して5回。ワンアウト3塁のチャンスで打席には星稜高校の後輩、内山。
奥川選手:「頼もしい後輩なのでやっぱり打ってくれたなって本当にありがたいですね」
頼れる後輩の一振りでリードを2点に広げます。結局、奥川は7回無失点、8奪三振の好投で広島に勝ち待望の初勝利です。
奥川選手:
「これまでチームに迷惑をたくさんかけてきたので一つ勝ててホッとしています」
奥川の初勝利を待っていたのは地元も一緒です。
かほく市大崎地区山名田勇一区長:
「本当に良かったなって感じ。良かった良かったって感じ」
大崎地区では奥川の登板する日に地域住民が公民館に集まって応援しています。
山名田区長:
「この区民会館の和室の1階で5人で応援していました。きのうはストレートも走っていたしフォークで三振もとれたしこれまでで一番いいピッチングだったのは間違いないです。一勝でも多く積み上げてゆるぎない選手、信頼されるエースピッチャーになってほしいと思っています」
地元の応援を受け初勝利した奥川。後半戦の巻き返しに期待です。
奥川選手:
「個人としてもチームとしても勝つ試合がたくさんできるように一生懸命頑張りたいと思います。また応援よろしくお願いします」
