21日午前、東広島市八本松南で住宅2棟が全焼する火事がありました。この火事で男性2人がやけどを負ったほか、消火活動にあたっていた消防隊員1人が熱中症で搬送されました。3人はいずれも命に別条はないということです。

警察と消防によりますと、きょう午前10時前東広島市八本松南で、付近の住民から「建物が燃えている。付近の建物に燃え移りそうだ」と消防に通報がありました。

消防車など18台が出動し、火は約4時間後半に消し止められましたが、火元とみられる木造住宅に住む男性(80代)が胸をやけどしたほか、避難誘導にあたっていた近くに住む男性(50代)が後頭部にやけどをして病院に搬送されました。

また、消火活動にあたっていた消防隊員が熱中症で病院に搬送されました。

この火事で火元の木造住宅と隣接する住宅の計2棟が全焼したほか、隣接する3棟の住宅の一部が焼けたということです。

警察と消防は出火原因を調べています。

テレビ新広島
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