参議院議員選挙は20日投開票が行われ、熊本選挙区は自民党・現職の馬場 成志さんが3回目の当選を果たしました。
参院選・熊本選挙区は、現職と新人の計4人の戦いとなり、開票の結果、自民党・現職の馬場 成志さんが新人3人を退け3回目の当選を果たしました。
馬場さんは党所属の国会議員や県議、市町村長のほか、推薦する公明党や約200の団体の支援を受け県内各地で組織戦を展開。
選挙戦では、「台湾の半導体製造大手TSMCの進出など熊本のいい流れを止めてはいけない」などと自公政権の継続を訴えました。
【自民党・現職 馬場 成志 氏」
「今回の戦いは逆風の中で始まってみなさんの中でも本当に心配してもらいながらの
戦いだった。これからいただいた任期をしっかりと熊本のため国のために働いていきたいと思う」
一方、初の国政選挙に挑んだ立憲民主党・新人の鎌田 聡さんは一歩及びませんでした。
【立憲・新人 鎌田 聡氏】
「私の力不足ということに尽きる。たくさんの皆さんから変えてほしいという大きな期待をもらった。次なる戦いに向け前を向いて進んでいきましょう」
参政党・新人の山口 誠太郎さんは落選しましたが20万票余りを獲得しました。
【参政・新人 山口 誠太郎 氏】
「日本を守ってほしい。変えてほしいと私に投じてくれた方々の声を国政に届けることができないと思うと非常に悔しい」
また、熊本選挙区の投票率は、2022年の前回を9.91ポイント上回り59.03パーセントでした。