7月6日の福島県内は各地で気温が上がり、熱中症とみられる症状が相次いだ。
県内は緩やかに高気圧に覆われ、各地で晴れとなった。日中の最高気温は伊達市梁川で34.8℃、福島で34.3℃、喜多方で32.5℃など、ほとんどの地点で30℃を超えた。
JR福島駅前ではイベントの準備をしていた人たちは「熱中症警戒アラートが全国的にも出てると聞いたので、熱中症ならないように対策に気を付けたい」と話していた。
県内では6日午後5時までに16人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれた。
このうち郡山市内では、一人暮らしの90代の女性が自宅で意識不明の状態で倒れているのを家族に発見された。発見当時冷房はついていなかったという。
この暑さは7日以降も続く見込みで、引き続き熱中症対策や体調管理に十分な注意が必要となる。