掲示ミスがあったのは大江町役場の期日前投票所。
大江町の選挙管理委員会によると、投票が始まった4日午前4時半から午後1時前までの間、4カ所の投票台に比例代表の国民民主党の名称と登録者19人の名前が掲示されていなかった。
県選管から送られたデータを町選管がコピーし貼り付ける過程でミスが発生。その後掲示し直したものの23人の投票に影響が出た可能性があるという。
これを受け国民民主党県連は5日、町選管に対し、抗議文を提出した。
抗議文で県連の舟山康江会長は「有権者の投票権を妨害するものであり、民主主義を体現する選挙の公平性を著しく欠くもの」と指摘。
そのうえで「速やかな報告と再発防止に向けた原因の究明、責任者の厳正な処分」を求めた。
町選管は6日午後、国民民主党県連を訪れ謝罪したうえで「二重三重のチェックを行う」など再発防止策を説明した。