2日午後4時ごろの栃木・大田原市。
緑の人工芝に打ち付けていたのは…ひょうです。
ポンポンと跳ね上がり、撮影した人によると大きさはビー玉ほど。
さらに車にも直撃し、撮影者は、傷がつかないかひやひやだったといいます。
2日も大気が非常に不安定になり、東北や関東を中心にゲリラ雷雨が発生しています。
2日午後1時40分ごろの福島市では、地面を波打つように降る横殴りの雨が。
視界が白くかすむほどの勢いで打ち付けています。
車もスピードを落とし、慎重に走行していました。
市内でカメラに記録されたのは、雷が落ちる瞬間。
映像を見ると、無数の稲光が発生していたことが分かり、連続で落ちる稲妻も確認できました。
2日も数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨、記録的短時間大雨情報が発表されました。
山形・上山市付近では、午後3時半までの1時間に約100mmの猛烈な雨が降ったとみられています。
市内では冠水が発生し、前を走る車のタイヤ付近まで水が押し寄せてきています。
その他、宮城県・福島県・栃木県・群馬県でも記録的短時間大雨情報が発表されました。
この大雨の影響で、山形新幹線は一部の区間で運転を見合わせています。
運転再開は午後6時の見込みです。
一方、関東の人気観光地、栃木・日光市にもゲリラ雷雨が直撃。
画面の奥は視界がかすんで見えます。
そして、正午ごろの群馬・みなかみ町では、道路が川のように冠水して水が流れ出し、周辺に落ちた雷の音がとどろいていました。
午後1時半過ぎ、群馬・みどり市では珍しい映像が撮影されました。
ゲリラ雷雨の境界線が目の前に現れ、縦に分厚い雲ができていました。
3日も東日本を中心に大気の状態が非常に不安定となることから、引き続きゲリラ雷雨への警戒が必要です。