JRでまた大事故につながりかねないトラブルです。
北海道内で6月25日、線路近くに置き去りにされた器具が貨物列車と接触する事故が相次ぎました。
幅3メートルあまり、重さ8.2キロ。線路上の障害物を確認するための測定器が、線路に放置されていました。
午前1時40分ごろ、札幌市厚別区のJR千歳線「新札幌駅構内」で放置された測定器に貨物列車が接触しました。
当時、作業員は別の場所にいました。
また午前10時50分ごろには函館線の「七飯ー新函館北斗駅」間で、木の伐採作業をしていた作業員が使うバッテリーケースに貨物列車が接触。
JR北海道によりますと、いずれも請け負った工事業者が放置していたということです。
JR北海道は相次ぐトラブルを受け、2025年5月から国からの「強化型保安監査体制」が適用されていますが、再び事故が明らかになりました。