児童施設などに不審者が侵入した想定で、警察への通報や子どもたちの避難の手順を確認する訓練が伊万里市で行われました。

この訓練は児童施設などに不審者が侵入した際、警察が駆け付けるまでの適切な対処を身に付けてもらおうと伊万里警察署が開いたものです。
23日は伊万里市の留守家庭児童クラブの職員約90人が参加しました。
参加者は、不審者に腕をつかまれたときや刃物を持つ相手と対峙するときに傘やコンテナなど身近なものを使って対応する方法を体験。
また、警察への通報や子どもたちの避難などの手順も確認していました。

【参加者】
「何度も復習してすぐそういう時にきょう習ったことを実践できるようにしていきたいと思ってます」
「こどもたちをしっかり安全に守れるように普段から心がけて子どもたちを守っていきたいと思います」

【伊万里警察署 秀島邦彦生活安全課長】
「日頃から備え、連携が命を守る力になります。引き続き地域全体で子どもたちの安全を見守っていければと思います。」

児童施設をめぐっては、5月、佐賀市金立町で女性職員が子どもを迎えに来た母親に包丁で切られ、死亡する事件が起きています。

サガテレビ
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