任期満了に伴う富山県高岡市長選挙が告示され、再選を目指す現職に新人2人が挑む選挙戦に入りました。
立候補したのは届け出順に、前の高岡市議会議員で新人の出町譲候補(60)、現職で2期目を目指す角田悠紀候補(42)、前の高岡市議会議員で新人の中川加津代候補(57)の3人です。
*無所属・新 出町譲候補
「1票って言うのはですね、大切なんですよ。町をつくるんですよ。町を変えるんですよ。本当に、私のためじゃありません。未来の高岡のためなんです。ぜひとも出町譲にですね、お願いします。何としても街を皆さんと一緒に変えていきたいです」
*無所属・現 角田悠紀候補
「私は今回の市長選挙、埋めてきた種に対し、市民の皆さんに水をいただき、次は私が、この2期目をいただけるならば必ず芽を出し、そして花が咲くとき、市民と一緒に大きな笑顔でその花を見たいと思います。自分たちの手でこの高岡を未来につないで行くんだ、その思いでこの選挙戦を戦い抜きます」
*無所属・新 中川加津代候補
「つぎはぎな政策をやっているから事態が変わらないんですよ。私は一点突破・一点集中、経済を成長させること。自分たちがこの高岡に住めてよかったな、幸せだと思ってくれる人生設計を描ける。こういう好サイクルを生み出していく。そのためにも経済を好循環させていく。それしかないと思っています」
前回に続き、保守分裂となった今回、争点は現職の市政運営に対する評価や能登半島地震の復旧復興、人口減少時代の地域活性化などで論戦が予想されています。
高岡市長選挙の投開票は29日です。