自民党派閥の裏金事件で在宅起訴された参議院岐阜選挙区選出の大野泰正議員が、2025年6月21日、次の選挙に立候補しないことを明らかにしました。
大野議員は通常国会が事実上閉会した6月21日の夜、自身のブログを更新し、次の参院選に立候補しないことを明らかにしました。
ブログでは「無所属になってからはどんなに頑張っても、今までの80%位のパフォーマンスになってしまい、議席を預かる者として、何より辛かった」とした上で、「参議院議員選挙には立候補しないことを表明させていただきます」としています。
大野議員は、派閥のパーティー券の売り上げから5年間でおよそ5154万円のキックバックを受け取り、収支報告書に記載しなかったとして去年1月に在宅起訴され、自民党を離党後も次の選挙への態度を明らかにしていませんでした。