徳島県・海部郡に住む80代の女性がSFTS(重症熱性血小板減少症候群)を発症しました。
厚生労働省によるとSFTSは、主にSFTSウイルスをもつマダニにかまれることでうつる感染症です。
発熱、嘔吐などの症状とともに血液中の血小板が減少し、1割から3割の人が命を落とすと言われています。
県によると女性は屋外作業中にマダニにかまれたとみられていて現在、入院中ですが命に別状はないということです。
春から秋にかけてはマダニが活発に動きだす時期であるとともに服装が薄手になるため、SFTSに感染する危険性が高いと言われています。
県は、屋外作業の際は長袖長ズボンを着用するなど肌の露出を控えるよう注意喚起をしています。