〈季節先取り〉の暑さが続く県内。20日朝、今年初めて『熱中症警戒アラート』が出されました。こうした中、20日、熊本県内では熱中症の疑いで男女11人が病院に運ばれ、このうち、阿蘇市では90代の男性が死亡しました。

20日も県内は強い日差しが降り注ぎ、全ての観測地点で30度を超える真夏日となりました。平年を5度から7度上回る〈季節先取り〉の暑さです。

こうした中、消防によりますと、熊本県内では10代から90代までの男女11人が熱中症の疑いで病院に運ばれました。

このうち、阿蘇市では20日午前10時前、自宅の敷地内で草刈りをしていたとみられる90代の男性が倒れているのを迎えに来たデイサービスの職員が発見。消防が駆け付けましたが、男性はその場で死亡が確認されました。

また、同じく阿蘇市で草刈りをしていたとみられる70代の男性が意識不明の重体です。

県内は21日も20日と同じくらいまで気温が上がると予想されています。

日中の外出はできる限り控え、水分補給をこまめに行うなどして、熱中症には注意が必要です。

テレビ熊本
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