10年以上にわたり1億8000万円以上を水増し請求していました。
明治安田生命保険はグループ会社である「明治安田システム・テクノロジー」の54歳の男性社員が、2013年から今年2月までの10年以上に渡り業務委託費約1億8777万円を水増して発注していたと発表しました。
その一部の1億6000万円近くを私的に流用していたということです。
男性社員は、契約の是非を自ら判断できる立場で今月12日に懲戒解雇されています。
明治安田生命は、男性社員に対して「詐欺罪で刑事告訴することに加え、今後、損害賠償を請求する予定だ」とコメントしています。
また、業務委託先の選定基準の見直しや、管理体制の強化により今後の未然防止・早期発見に努めるとしています。