ロシアと北朝鮮の軍事協力などを定めた条約の締結から1年、連携強化が続いています。
20日付の労働新聞によりますと、ロシアと北朝鮮が「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結してから1年となった19日にパーティーが開かれ、崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は演説で「緊密な協力を続けていく」と強調しました。
互いの軍事支援などを定めたこの条約は、2024年6月、ロシアのプーチン大統領が訪朝した際に締結されたものでその後、北朝鮮はウクライナ侵攻を続けるロシアに派兵し、見返りとして軍事・経済など多方面で支援を受けているとみられています。
最近では、ロシア西部・クルスク州の復興に向けて北朝鮮から新たに6000人が派遣されることが明らかになっていて、さらなる連携強化に関係国は警戒を強めています。