大石知事は20日の県議会6月定例会の一般質問で、政治資金などの問題の責任を取るとして提出した給料を減額する条例改正案について理由を説明しました。

自民党の中島浩介議員は大石知事の政治資金などをめぐる問題を受けて、知事の8月分の給料126万円を全額カットするための条例改正案が提出されたことについて質しました。

中島浩介議員
「自らの責任を明確にするために給料の100パーセントを1カ月間、減額するという条例改正案が本議会に提出されたところでございます。今回自身への処分として、なぜこのような処分内容を判断されたのか」

大石賢吾知事
「直近の議会において、自身の責任の重さと深い反省の気持ちを分かりやすいかたちで、県民の皆さまにお示しをする必要があるものと考え、このような処分内容が適切であると判断いたしました」

改正案は今後、総務委員会で審査されます。

知事も出席して説明する予定です。

野党会派からは「説明が不足している」などと指摘する声も根強く、処分の内容が妥当かどうか今後、議論が交わされます。

テレビ長崎
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