長崎市の爆心地公園で世界平和への祈りを込めてキャンドルを灯す「平和の灯」に向け、長崎市の小中学生が、キャンドル作りに取り組んでいます。
長崎市では原爆の惨禍を忘れず、平和の尊さを伝えていくため、長崎市の爆心地公園で毎年9月に手作りのキャンドルを灯す「平和の灯」をしています。
20日にキャンドル作りをしたのは朝日小学校の5年生8人とその保護者です。
平和学習の一環として、親子で平和について考えます。
溶かしたろうを牛乳パックに流し込み、水につけながら、ろうが均一に広がるよう回します。
その後、固まったろうに平和への願いやイラストを描きました。
5年生 常田弘人さん
「毎年、朝日小学校から平和の折り鶴を贈るので、その鶴が虹を渡っているところを描きました」
常田弘人さんの母
「学校で学べるのはとてもいい機会だなと思う」
5年生 岩隈紗也果さん(10)
「いろんな国の言葉で、平和を願うという言葉を描いて、平和を象徴する鳩とかを描きました」
担任:古川雄策さん
「平和を願う気持ちをしっかり持ってほしいなと思っています」
キャンドルは、9月27日の「平和の灯」で灯されます。