長井あやめ公園では、6月10日から恒例のあやめまつりが始まっている。今週の暑さであやめの開花が一気に進んだ。
長井あやめ公園は、日本有数のアヤメ公園として知られ、広さ3.3ヘクタールの園内に500種類100万本のアヤメが栽培されている。
公園によると、2025年は雪が多かったことや5月までの低温が影響し、全体的に開花が遅れていたが、今週に入ってからの暑さで一気に開花が進んだ。
濃い青紫色が特徴の「長井古紫」や純白の花を咲かせる「葉山の雪」、白地に紫色の脈が入った「かすり乙女」など長井古来の品種をはじめ、多くの品種が見ごろを迎えている。
訪れた人達は、足を止めてお気に入りの花を探したり写真に収めたりして楽しんでいた。
(西川町から)
「初めて来て、こんなにきれいに咲いていてびっくりした」
(栃木から)
「こんなにいろんな種類があるんだと勉強になった」
県内は20日以降も気温の高い日が続く見込みで、園内は来週以降見ごろを迎える。
「あやめまつり」は7月6日までの開催で、期間中は週末を中心にさまざまなイベントが予定されている。