県内の小学校の給食で「やまがた紅王」が提供され、子どもたちはその甘さと食べ応えに驚いていた。

給食の時間に教室にやって来たのは吉村知事。
サクランボの大玉品種「やまがた紅王」を山形市の西山形小学校の6年生一人ひとりに手渡した。

2025年は県内でサクランボなど果物の栽培が始まって150年で、これを記念して県内の小学校で「やまがた紅王給食」が行われた。
このクラスは子どもたち全員が「やまがた紅王」を食べるのが初めて。そのお味は…。

(児童)
「2倍くらい大きい。口の中ではじけてすごくおいしかった」
「とても大きくて、500円玉の大きさというのは本当だった。100個くらい食べてみたい」

上品な甘さと大きさが特徴の「やまがた紅王」の食べ応えにみんな驚いていた。

(吉村知事)
「『果物の中で一番好き』という声も聞こえてきた。うれしそうに・おいしそうに食べてくれてうれしい」

「やまがた紅王給食」は県内の230の小学校すべてで行われ、約600キロ・5万人分が提供される。

給食のあとに開かれたのは、「県民まんなか」みらい共創カフェ。
人口が100万人を切る中、県の未来を県民と吉村知事が話し合う取り組みで、19日のテーマは「10~20年後にどんな山形に住みたいか」。

子どもたちからは「人口が多くにぎやかな山形に住みたい」と意見があり、実現するためには「大都市圏以外にもサクランボなどをPRし山形に移住してもらう」「自然を生かしたキャンプ場をつくり、自然が好きな人に来てもらう」「子どもから大人まで遊べる場所をつくる」などのアイデアが出た。

さくらんぼテレビ
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