庄内町から涼し気な話題。恒例の「金魚まつり」が始まり、町特産の「庄内金魚」などが販売されている。

金魚の品種の1つ「オランダシシガシラ」と、「フナ」を掛け合わせた「庄内金魚」は、いまから約110年前に庄内地方で生産が始まり、更紗模様で優雅に泳ぐ姿から「振袖金魚」とも呼ばれ親しまれている。

19日に庄内町で始まった「金魚まつり」では、庄内金魚など15種類の金魚が1匹100円~2万円で販売されていて、愛好家たちが訪れて熱心に品定めしていた。

出店する成澤よしみ養魚場では、2024年7月の大雨の際、飼育池で育てていた金魚の約2割が流されてしまったが、残った金魚を大切に育てて2025年も販売ができた。

(庄内町から)
「初めて見るからきれいです」

(酒田市から)
「(Q.何買った?)金魚とメダカ。庄内金魚は丈夫です。元気だ。寒さにも強いしね」

(成澤よしみ養魚場・成澤恵美子さん)
「『癒やされる』と言ってくれるので、大切に大事に育ててくれるんだろうなという気持ちで、お客さんに喜んでもらえてうれしいです」

長いものは約30年も生きるという「庄内金魚」。
「金魚まつり」は6月19日~23日までの5日間、開かれている。

さくらんぼテレビ
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