17日に発生した山形新幹線の新型車両・E8系のトラブルを受け、山形新幹線は現在E8系の単独運転を中止している。この影響で、19日も上下あわせて30本が運休した。20日の運行計画はまだ決まっていない。
17日、栃木県内を走行していた山形新幹線の新型・E8系車両で補助電源装置が故障し、自走できなくなるトラブルが発生した。
JR東日本は原因究明のため、E8系の単独運転を中止している。
この影響で、山形新幹線は18日に上下あわせて21本が運休。19日は上下あわせて30本が運休となっている。
東京直通の山形新幹線は通常であれば1日に32本あるが、じつに9割が全区間または一部区間で運休という状態。
JR山形駅の窓口には、予約を変更する人などで長い列ができた。
(出張で東京へ)
「乗ろうと思った新幹線は運休だった。仙台まわりで行こうと思っている。先方も運休はわかっているので何とかなる気もするが困る」
一部区間運休の新幹線の多くは山形~福島間での折り返し運転となるため、東京方面に行く際は福島駅での乗り換えなどが必要となる。
山形新幹線は20日以降も運休が出る見通しだが、詳しい運行計画はまだ決まっていない。
その日によって動く列車が変わるため、利用者にとっては非常に不便な状態が続いている。