目が不自由な人の生活をサポートしようと「視覚障害者福祉協会」に点字電話帳が贈られました。
6月19日は仙台市宮城野区で贈呈式が開かれ、NTT東日本が点字電話帳と文字を拡大した拡大文字版の電話帳をそれぞれ200部あまり贈りました。
点字電話帳はおおむね3年ごとに改訂されていて、指でなぞることで行政機関や福祉施設などを中心に1386件の電話番号を調べることができます。また、拡大文字版は、視力の弱い人でも読みやすいよう、大きな文字で記されています。
公益財団法人 宮城県視覚障害者福祉協会 理事長 宇和野康弘さん
「ネットやスマホというが、使いこなせる人はまだ少数ですので、活字媒体、点字媒体の電話帳があることの意義は大きい」
点字電話帳などは、協会を通じて必要とする家庭や団体に配られるということです。