仙台市若林区にある太陽光発電システムの販売などを行う会社の社長などが、架空の外注費を計上するなどの手口で所得を隠し、約7400万円を脱税したとして逮捕されました。
逮捕されたのは、若林区六丁の目西町の太陽光発電システムの販売などを行う「Best means(ベストミーンズ)」の代表・福地俊宏容疑者(41)、経理担当の佐藤誠容疑者(57)、別会社の役員・國井健容疑者(50)の3人です。
仙台地方検察庁によりますと、3人は共謀して2020年から約2年間、架空の外注費を計上するなどの手口で約2億8900万円の所得を隠し、法人税など約7400万円を脱税した疑いが持たれています。
逮捕されたうちの一人、國井容疑者は大阪国税局の元職員でした。
仙台地検は捜査に支障があるとして、3人の認否を明らかにしていません。