大阪府の吉村知事は大阪・関西万博の開幕日に、悪天候で中止になった「ブルーインパルス」の飛行について、「万博の空を舞うということを楽しみにしている」と述べるとともに、日程など詳細については、「改めて国から発表がある」と話し、具体的には答えませんでした。
吉村知事は中止になった後、防衛大臣に飛行を要望していて、関係者によると、来月12日、13日に飛行する方向で調整が進められているということです。
吉村知事は19日の記者会見で、ブルーインパルスの再飛行について「現在報告を受けている状況や期待されることがあるか」と聞かれ、次のようにまず期待を述べました。
【吉村知事】「ブルーインパルスが万博の空を舞うということを楽しみにしています。世界各国の160を超える国と国際機関が参加する、多くの世界の国々が参加する万博の会場の空をブルーインパルスが舞うと。ぜひその姿を多くの人が期待してると思いますし、ぜひ見たいというふうにも思います。
初日はどうしても天候が荒天でしたから、中止ということになりました。その中で、この世界が集う万博会場の空をブルーインパルスが飛んで、そしてまた世界が1つになればいいなというふうに思います」
その上で日程などの詳細については、具体的には答えませんでした。
【吉村知事】「詳しいことは、また改めて国から発表があるんだというふうに思います」
■万博開幕日は悪天候で中止に 知事が再飛行要望 「7月12日13日飛行」の方向で調整
「ブルーインパルス」は万博開幕の4月13日に飛行予定でしたが、悪天候で中止になり、吉村知事が防衛大臣に飛行を要望していました。
関係者によると、7月12日、13日にも改めて飛行する方向で調整されているということです。