愛媛県今治市で起きた大規模な山林火災の爪跡が残る現場で、市内の中学生が18日に、ボランティアの清掃に取り組みました。

ジャージ姿でホウキやゴミ袋を手にし山道を清掃。辺りでは燃えた跡がある木も見られます。この場所は今治市朝倉地区の笠松山。3月に発生した山林火災の被災地の一つです。この火災では今治市と西条市合わせた焼失面積はおよそ480ヘクタール、住宅含め27棟の建物が被害を受けました。

笠松山では今治明徳中学校の3年生約80人が、市の職員から被害状況などの説明を受けたあと、登山口周辺で山道沿いの水路や道路に落ちていた枝や葉を拾い、ゴミ袋に回収していきました。

男子生徒:
「葉っぱとかもなくなっとるし、黒くなってるので山火事の怖さとか考えました」

女子生徒:
「地域のためにも、自分のためにもなれるようにがんばって掃除したい」

中学校は植林などの復興活動にも参加していきたいとしています。

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テレビ愛媛
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