整備方式やルートが決まっていない九州新幹線長崎ルートの一部の区間をめぐり、福岡県南部を経由し佐賀空港周辺を通るルートの実現を目指す団体が、18日決起大会を開きました。

この集会は九州新幹線長崎ルート(西九州ルート)の整備方式が決まっていない区間について、JR久留米駅を経由し佐賀空港周辺を通るルートの実現を目指す団体が、その気運を高めようと開いたものです。
地元住民など約900人が参加し、JR九州初代社長の石井幸孝さんが基調講演の講師をつとめました。
石井さんは、「佐賀空港を国が管理する国際ハブ空港にすべき」としたうえで、西鉄大牟田線と新幹線の両方が佐賀空港周辺の新駅に乗り入れるルート案を示しました。

【JR九州初代社長・石井幸孝さん】
「スローガンとしては(佐賀空港を)西日本ハブ空港にそれから新幹線物流」

主催団体の関係者は「集会を開いたことで周辺自治体にも住民の関心の高さが伝わるはず」と期待を寄せていました。

サガテレビ
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