無免許で車を運転しひき逃げ事故を起こした疑いで逮捕されたベトナム国籍の男が3年前から不法残留の状態だったことが分かりました。
森下記者：
「フアム容疑者が車に乗り込みました。これから身柄が検察へと送られます」
無免許過失運転傷害やひき逃げなどの疑いで送検されたのはベトナム国籍で住所不定、無職のフアム・バアン・フイン容疑者（30）です。
フアム容疑者は今年4月、金沢市内で無免許で乗用車を運転した上、
ひき逃げ事故を起こし、男性に軽いけがを負わせた疑いが持たれています。
警察によりますとフアム容疑者は2019年から県内で技能実習生として働いていましたが2021年6月、入管難民法違反の疑いで逮捕され、強制送還の手続きのため名古屋出入国在留管理局から仮放免許可を受けていました。
しかし、期限内に出頭せず行方が分からなくなったため許可が取り消され、2022年6月から不法残留状態となっていたということです。
警察は不法残留がひき逃げにつながった可能性もあるとみて調べています。
