中古車情報サイト「グーネット」を運営する会社の元事業部長の男らが、架空の取引で会社から3000万円以上をだまし取ったとして逮捕されました。
逮捕されたのは、中古車情報サイト「グーネット」を運営するプロトコーポレーションの元事業部長・伊藤隆弘容疑者(50)と、取引先の広告関連会社社長の嶋田正幸容疑者(51)です。
警察によりますと、2人は2023年、印刷物などの発注名目で架空の請求書を発行するなどして、プロトコーポレーションからおよそ3100万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
伊藤容疑者はだまし取った金の一部を自身の口座に入金させたとみられ、一連の不正を調べていたプロトコーポレーションが設置した特別調査委員会は、架空の取引による売り上げは19億5900万円に上るとしています。