山形の暑い夏を乗り切るための知恵の1つが、いわゆる「冷やし文化」。体の中から外からとにかく冷やして涼を得る。県内2つの「冷やし文化」を2人の新人アナウンサーが体験してきた。

「この暑さを待ってました」とばかりに、この青いのぼりが県内で一斉にお目見えした。

(リポート)
「冷やしシャンプー始めました。就職活動の時からずっとやってみたかった。1年待ってついにこの日がやってきた。人生初の冷やしシャンプー体験してくる。きょうはよろしくお願いします」

「冷やしシャンプー」は暑い夏を乗り切ろうと2004年から県内で始まり、山形市のこの理容店では初年度から提供してきた。
冷蔵庫でキンキンに冷やされた「冷やしシャンプー」を体験。

「冷たいのが来た。冷たい一発目からくる。こんなにキンキンするんですか」

シャンプーには「メントール」を配合。頭を爽快感が包む。さらに…。

「刺激いきます」
「刺激お願いしていいですか。もっと刺激あるんですか、これ以上」
「お待ちください」

ここからが冷やしシャンプー歴22年の店主・稲毛さんによるベテランの技。削りたての「かき氷」を頭に豪快に押しつけていく。

「こんなに刺激来るんですか」

最後は、皮脂が残らないようはじめにぬるま湯でさっと洗い流した後、水でしめる。

「さっぱりで頭だけ真冬。冷たさがすごい」

(稲毛さん)
「頭も心もすっきりして暑い夏を乗り切っていただければ」

冷やしシャンプーは9月18日まで、県内約300の理容店で提供される。

さくらんぼテレビ
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