大町市立図書館(長野県大町市)の照明工事をめぐる入札妨害事件で、逮捕・起訴された大町市職員の男が、別の市有施設の工事でも入札情報を業者に漏らしたとして追送検されました。

官製談合防止法違反などの疑いで追送検されたのは大町市職員の牛越秀仁被告57歳です。

警察によりますと、牛越被告は2024年8月、市の体育館の照明工事の一般競争入札で、神奈川県に本社を置く信光実業大町支店の担当者に設計額に近い金額を教え、落札させた疑いがもたれています。

予定額は884万4000円で落札額は880万円でした。

警察は認否を明らかにしていません。

市立図書館の照明工事を巡っては、信光実業の社長も公契約関係競売入札妨害の罪で在宅起訴されています。

長野放送
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