農作業を通じて地域の人たちとの交流を深めてもらおうと17日、小学生とプロバスケットボール選手による野菜の苗植え体験が秋田市で行われました。

この体験会は、秋田市の障がい者福祉施設「スクールファーム河辺」が企画したもので、17日は河辺小学校の2年生と5年生の児童45人と、秋田ノーザンハピネッツの土屋アリスター時生選手が参加しました。

児童たちが植えたのは、オクラやナスなど4種類の野菜の苗計240株です。

バスケットボールは得意でも農作業の経験は少ない土屋選手は、作業に慣れた児童から教えてもらいながら、丁寧に苗を植えていました。

男子児童は「茎を折らないようにすることや、ちゃんと土の中に入れるようにすることなどを教えた。選手は上手だった」と話し、土屋選手は児童に「ありがとうございます。持ち方まで丁寧に教えてくれて」と感謝を伝えていました。

女子児童は「トマトの苗を出すのが難しかった。土屋選手は大きかった。2メートル1センチ」と話していました。

17日に植えた野菜は児童たちによって秋に収穫され、ハピネッツが運営するこども食堂にカレーやサラダの材料として提供されます。

秋田テレビ
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