今シーズンから新たに開幕した、リーグHのプレーオフ決勝が15日東京で行われ、鹿児島県霧島市のブルーサクヤ鹿児島が接戦を制し、見事初代女王に輝きました。
15日東京で行われたハンドボールリーグHのプレーオフ決勝。
レギュラーシーズン1位の青いユニホームブルーサクヤは、2位の北國ハニービー石川と対戦しました。
地元・鹿児島県霧島市ではパブリックビューイングが行われ、優勝を見届けようと約300人が駆けつけました。
優勝をかけた決勝戦、ブルーサクヤは序盤から積極的に攻撃を仕掛けます。
チームの得点王、5番の金城や、県出身の2番伊地知のシュートで最大6点のリードを奪います。
しかし、終盤に追い上げられ16対16の同点で前半を終えます。
そして後半、互いに堅い守備で開始5分間、両チームともにノーゴールが続きます。
その均衡を破ったのはブルーサクヤでした。
相手のファウルで得た7メートルスローを青がきっちり決めて再び前に出ます。
ブルーサクヤはその直後の相手のシュートをキーパー宝田がファインセーブ!
流れを渡しません。
すると7分、今シーズンのブルーサクヤの武器「堅守速攻」から得点を奪い流れはブルーサクヤへ。
粘りの守備から得点を重ね、リードを5点に広げます。
終盤、追い上げられますが、キーパー宝田のビッグセーブもありリードを守り抜いたブルーサクヤ。
27対25で接戦を制し、見事、リーグH初代女王に輝きました。
ブルーサクヤ鹿児島・服部沙紀選手
「今回こういった形でこのメンバーで優勝することができて、とてもうれしく思います。こうやって優勝することができたのも皆さんのご声援があったからだと思います。本当にありがとうございました」
ファン
「もらい泣きしちゃった」
「優勝おめでとう~」
「すごくドキドキしながら見ていて優勝したから感動した」
「『おめでとうございます』と伝えたい」
「優勝おめでとう!バモス!(さあ行こう)」
表彰式では喜びを爆発させたブルーサクヤの選手たち。
リーグHの初代女王として歴史に名を刻みました。
6月23日にはブルーサクヤ鹿児島の優勝セレモニーが、霧島市役所で開かれるということです。