ずんぐりむっくりの体にぱちくりお目目。東北大学のキャラクター「研一」です。頭に生えているのは学章の「ハギ」。ユニークな見た目に虜になる学生が増えているんです。
記者リポート
「開店10分前ですが、多くの人で列が外まであふれています。皆さん今か今かと研一を心待ちにしています」
毎回、グッズ販売のたびに行列ができ、6月16日朝は77人が並びました。4月に販売されたぬいぐるみは2日間で3000個が完売。その魅力とは?
学生
「後ろを見てみるとTの線が入っている。それが好き。このTの字は東北大のTだと、なるほどな、なかなか面白いと感じました」
16日は研一の「ビッグぬいぐるみ」が販売され、開店の3時間前から並んだ学生を先頭に次々と買い求める姿が。川内北キャンパスでは用意された100個があっという間に完売し、他キャンパス販売分も含めた計500個も一日で完売しました。
学生
「本当にうれしいですね。待っていたので」
タイからの留学生
「何も考えていないような顔してて、なんかかわいい」
考案したのは医学部の学生。大学の理念「研究第一」から「研一」と呼ばれ、「創立115周年の際、うれしくなって姿を現した青葉山の妖精」なんだそうです。
「東北大の硬いイメージとは裏腹に不思議な愛嬌が人気」とのこと。東北大学の顔として、ゆるくてあつい視線を集めています。