6月15日大臣となって初めて福島県を訪れた小泉農林水産大臣は、福島県二本松市の棚田などで生産者と意見を交わした。
その後の会見では、コメ政策をめぐる課題に国として対応するため、関連する統計について、見直しの方向性を16日午後に発表することを明らかにした。
小泉農林水産相は「農水省の出しているものと実感は全然違う、こういう政策の基盤となるデータ・統計に関する信頼を回復しないことには、中長期のコメ政策は立案出来ない」と述べた。
農林水産省が発表するコメに関する統計については、15日の意見交換の中でも実態とのかい離が指摘されていた。