災害に備えるため、五島市などで長崎県の防災訓練が行われ、避難所で外国人を受け入れる対応などを確かめました。
県総合防災訓練には、市民のほか、警察や消防、自衛隊など約50の機関から450人が参加しました。
五島市の体育館では避難してきた人たちの受け入れ訓練があり、外国人が訪れることも想定して41カ国の言語に対応できる翻訳機の使い方も確認しました。
避難所の受付スタッフ役
「避難所になるので、あちらに移動をお願いします」
避難所でもプライベートな空間を確保できるようテントが設置され、参加した人たちは避難生活のイメージを膨らませていました。
参加した市民
「子供たちの健康状態が心配になる。小さいので人が多いところに耐えられるか、ご飯食べられるかとか」
家族や知人の安否を確認できる「災害用伝言ダイヤル」も体験し、参加した人たちはもしもの備えについて考えていました。