陸上で製造したタンカーを海に出す「進水式」が、福岡市の造船所で行われ、1200人を超える人たちが見守りました。
「進水式」を迎えたのは、福岡市中央区の福岡造船で造られている、1万9000トンのタンカーです。
式の様子は一般公開され、県の内外からおよそ1千2百人が見学に訪れました。
そして午前11時-
◆正福記者
「ゆっくりとタンカーが動き始めました。徐々にスピードをあげていきます」
多くの人に見守られながら、大きなタンカーは、陸から海に入りました。
◆男児
「迫力があって、格好良かった」
◆女性
「初めて見たんですけど、すごく楽しくて。すごかった、スピードも速くて」
福岡造船によりますと、このタンカーはこれから海上でエンジンなどの整備が進められ、今年10月にヨーロッパの発注元へ引き渡される予定だということです。