イラン外務省の報道官は14日、イスラエルによる攻撃はアメリカとの核開発交渉を無意味にしたと批判しました。

イラン国営通信によりますと、バガイ外務省報道官は14日、イスラエルによるイランへの攻撃は「アメリカが承認したうえで行われた」と主張し、これまでアメリカと行ってきた核開発交渉で合意することは不可能になったとして「交渉は無意味なものになった」と批判しました。

さらに「イスラエルの無謀な行動はアメリカに責任がある」とした一方で、15日にオマーンで予定されているアメリカとの核開発交渉にイランが参加するかは「決まっていない」と話しました。

またバガイ氏は、イスラエルがイランを攻撃した意図について「欧米諸国を中東地域の紛争に巻き込むためで、その狙いは成功した」との考えを示しました。

フジテレビ
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国際取材部
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