広島市は、保育園や幼稚園への入園を希望しながらも入ることができない
待機児童の数が、2年連続でゼロになったと発表しました。

広島市によりますと、今年4月1日時点で保育園などへ入園したのは
2万7233人で、去年に続いて待機児童はゼロとなりました。

入園申し込み児童は、2万7922人でしたが、残る689人については
特定の園を希望するなどの理由があるとして、待機児童には含まれていません。

市の待機児童は、2014年度の447人をピークに減少傾向にあり、
昨年度、1995年度の調査開始以来初めてゼロとなりました。

市は、各地域の保育施設の状況に応じて定員を変更したことなどを要因に挙げていて、
今後も保育士の安定的な確保に向けた就職支援や
相談事業の充実に取り組むとしています。

テレビ新広島
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