梅雨をむかえ大雨などの災害に備えようと静岡県南伊豆町の消防団が自衛隊の隊員を講師に招き水防訓練をしました。
この訓練は南伊豆町の消防団が毎年この時期に行っていて、14日は陸上自衛隊板妻駐屯地の隊員5人を講師に招き約40人の消防団員が参加しました。
団員たちはまず土のう袋に砂を詰めていき、隊員から積んだ時に形を変えやすいよう袋の6割ほどにすることがアドバイスされていました。
また実際に土のうで水をせき止める訓練もして、下の段とずらして積んでいくことなど実践的な方法を学んでいました。
陸上自衛隊板妻駐屯地第34普通科連隊重迫撃砲中隊・酒井和久陸曹長:
(自衛隊と消防団が)一緒に行動をするというのは何かあった時の行動もしやすくなると思うので、必要だと思う
消防団ではこうした訓練を続け万が一への備えをしていくということです。