6月12日、北見市で、父親を包丁で切りつけて殺害しようとしたとして、45歳の男が逮捕されました。
男は駆けつけた警察官に刃物を向け、警察官が拳銃を発砲する事態にも発展しました。
静まり返った住宅地から救急車が出てきました。
親子の間で起きた事件は警察官が発砲する事態となりました。
事件が起きたのは北見駅から1.5キロほど離れた住宅地です。
「現場は公園も近い閑静な住宅街です。規制線が張られているこちらの家で、息子が父親を包丁で切り付けたということです」（沼田海征記者）
殺人未遂の疑いで逮捕された自称・無職、斉藤大佳容疑者（45）
12日夜、自宅で80代の父親の首を包丁で切りつけ殺害しようとした疑いが持たれています。
警察は斉藤容疑者本人からの通報で現場に駆けつけます。そして…
「警察官がいっぱいいて、”さすまた”を持ってる人もいてもみ合ってる感じ。警察官は20人ぐらいいたと思います」（目撃した人）
警察官に斉藤容疑者が包丁を突き付けたため、30代の巡査部長が拳銃を1発、発砲。
弾は斉藤容疑者の左太ももを貫通し、病院に搬送されましたがその後、退院しました。
警察の調べに、斉藤容疑者は容疑を認めています。
北海道警察は発砲について「適法だった」としています。
