県内にスーパーを展開するタイヨーは13日から県内76の全店舗で2022年産の政府備蓄米を5キロ、1980円(税込)で販売します。

13日はタイヨーの全ての店舗で午前中には売り切れたということですが、14日以降は日曜日を除いて毎日各店舗に配送して販売するとしています。

上片平健キャスター
「店内には、ずらりと米袋が並べられました。令和4年産の備蓄米、きょうは限定で400袋販売されます」

鹿児島と宮崎で93店舗を展開するスーパー、タイヨーでは13日から2022年産の政府備蓄米の販売を全店で開始しました。

鹿児島市のサンキュー新栄店では、備蓄米を求めて午前9時半のオープンを前に約350人が列を作りました。

備蓄米を購入
「きょう初めて(買う)。(備蓄米を)まだ食べていないのできょう買って食べようかと」
「(備蓄米の放出が)3月にあった時は全然ないということを聞いて、鹿児島にはいつ来るんだろうと思っていたので、やっと来たなと」

店内の備蓄米の売り場には、店からのこんなアドバイスも。

上片平健キャスター
「店内には備蓄米のおいしい炊き方やおすすめのレシピが紹介されています。カレー、チャーハン、手巻き寿司などがおすすめだということです」

「午前9時27分です。予定よりも少し早くオープンしました。開店と同時に多くの人が店内へと入っていきます」

一家族1袋の制限がありましたが、買い物客らが次々と売り場を訪れ、備蓄米を受け取っていました。

備蓄米を購入
「食べ盛りの孫たちがいるので買いに来ました。助かります」
「買えたので、やっぱり来てよかった。きょう炊いて食べようと思う。ちらし寿司とかもできるかな。いろいろ具材もあるので」
「(備蓄米を買ったのは)初めてだからうれしい。(備蓄米は)少し柔らかめに炊いたらおいしいと聞いたので、柔らかく炊いて食べてみたい」

こちらの店舗では開店から約30分で用意していた400袋が完売し、購入できなかった買い物客も。

備蓄米を購入できず
「残念。なかったの!あしたもあると言っていたけど…」

タイヨーでは、1500tの備蓄米を確保していて、一日6000袋を店舗の規模によって、1店舗あたり50から200袋を全店に振り分け、5キロ1980円(税込)で日曜日をのぞく毎日、各店舗に配送して8月中旬ごろまで販売予定です。

鹿児島テレビ
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