職場の同僚だった女性を殺害し、河川敷に遺体を遺棄した罪などに問われている男に懲役20年の判決が言い渡されました。
小棹将太被告(36)は2024年4月、同じ職場で働いていた当時40歳の女性の首を絞めて殺害し、山梨・身延町の河川敷に遺体を遺棄した罪などに問われています。
甲府地裁は判決で、小棹被告は「告白のつもりで『ホテルに行きませんか』と話しかけたが、被害者にセクハラだと受け止められ、自分の仕事上の立場が悪くなると考えた。自己中心的かつ身勝手で短絡的な犯行だ」と指摘しました。
その上で、「体格面で劣る被害者の首を絞め続けるという極めて危険で悪質なもので強固な殺意があったことは明らか」などとして懲役20年の実刑判決を言い渡しました。