一般会計で38億5600万円余りの長野県の6月補正予算案が決まりました。米の価格高騰を受け、フードバンク団体の購入経費の補助に9300万円、酒蔵を対象とした酒米の購入費用の補助に9400万円余りを計上しています。
長野県・阿部守一知事:
「(コメ高騰で)家計が苦しくなっている子育て世帯の支援を充実しようと。フードバンクの食糧支援を拡大していく。(子どもが)食べざかり育ちざかりでお困りの方も増えている」
また、ガソリンスタンドの店頭価格の表示の調査に640万円を盛りました。県石油商業組合をめぐるカルテル疑惑が浮上する中、消費者に分かりやすい表示になっているかなどを県内すべての店舗で調べます。
補正予算案は6月19日に開会する6月県議会に提出します。