初夏の訪れを感じる、ホタルの話題です。仙台市宮城野区の仙台うみの杜水族館では、館内で育てたホタルの特別展示が始まりました。
うみの杜水族館の「ホタルの杜」。卵から1年かけて育てたヘイケボタル約50匹が展示されています。
記者リポート
「その輝きからは、はかなさと力強さを同時に感じ取ることができます」
地球温暖化など環境の変化により数が減りつつあるホタル。成虫の寿命はわずか10日ほどという「命の光」を輝かせます。
仙台うみの杜水族館 相澤真哲さん
「何とも言えない自然のやわらかい光。意外と明るいことを見て、こういった生き物がいると感じてほしい」
訪れた人
「近くで見たことがなかったので、貴重な経験でした」
「東京だとあまり見られないからすごい。すごくきれいでした」
仙台うみの杜水族館 相澤真哲さん
「子供のころ、ホタルを見てしばらく見ていなかった大人やお年寄り、全く見たことがない子供たちにぜひ見てもらいたい」
ホタルの特別展示は仙台うみの杜水族館で7月6日まで行われます。