広島県被団協は13日、定期総会を開き、被爆80年の今年、被爆体験の継承活動を充実させたい一方で、被爆者の高齢化による課題があることなどを話し合いました。
県被団協の総会には被爆者など41人が参加し、昨年度のノーベル平和賞受賞を記念したイベントの開催や海外からの表敬訪問などを報告しました。
また今年度の取り組み計画では、被爆80年となり会員が減少していく中で、会をいかにして維持するかや、親から直接、被爆体験を聞いていない被爆2世への継承方法についてなど様々な意見が出されました。
【広島県被団協・箕牧理事長】
「私たちの大きな問題はやっぱり継承。いかにして、次の人に繋いでいくかというのが大きな課題」
県被団協は、引き続き被爆者援護施策の充実を目指すとしています。