岡山市北区青江の雑貨などの卸売業者「ビィ」が、6月10日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。

帝国データバンクの発表によりますと、「ビィ」は1979年創業のファンシー雑貨などの卸売業者です。

小売業者向けにアニメ関連雑貨や文房具のほか、傘やバッグなどの卸売りを手がけ、1998年1月期には売上高約4億1100万円を計上していました。

しかし、近年は同業者との競争激化により、販路開拓が進まず、売り上げの減少が続き、2024年1月期の年売上高は約3000万円にまで落ち込み、原材料費の高騰などで収益性も悪化していたということです。

この間、ネット通販にも取り組み業況の改善を図っていましたが奏功せず、事業の継続が困難になったということです。負債額は現在調査中です。

岡山放送
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