コメの高値が続く中、農水省は関税なしでの主食用米の輸入を3カ月前倒しすることを決め、13日に入札の公告を行います。
小泉農水相:
より前倒しで入ってくることになりますから、9月以降の見通しが立ちやすい。
コメの輸入を巡っては、政府は無関税で受け入れる「ミニマムアクセス」と呼ばれる最低枠を設け、約10万トンを主食用に回しています。
例年は9月としている初回の入札が6月27日に前倒しされ、13日に公告されます。
今回は3万トンが対象で今後、毎月入札を実施する予定です。
こうした中、大手スーパーやコンビニのトップらが小泉大臣と面会しました。
ライフ・岩崎高治社長:
需給状況を見ながら、そのへんはまた柔軟に考えていきたい。
イトーヨーカ堂・山本哲也社長:
本当に受け入れられるか見極めないといけない。
輸入米の投入で、不足感の緩和につなげられるかが焦点になります。