北海道旭川市に住む40代の男性が、SNSを通じて知り合った外国人女性を名乗る人物に勧誘され、2400万円分の暗号資産を送信し、だまし取られるSNS型投資詐欺事件がありました。
「暗号資産に投資することで、資産を倍増することができる」の英語の文章。
5月5日、男性がSNS上で外国人女性を名乗る人物からメッセージが届きました。
男性は英語でやり取りを続け、暗号資産アプリをインストール。外国人女性を名乗る人物に促されたまま、指定された暗号資産アドレスに、2200万円の暗号資産を送信。
アプリ内で資産が増額し男性が引き出す旨を伝えると、「引き出すには暗号資産200万円分が必要」などと英語での返信があり、男性はさらに200万円分を送信。
「引き出しに失敗した、さらに200万円分送ってほしい」とさらに英語で要求する外国人女性を名乗る人物。計2400万円をだまし取られた男性は、詐欺を疑って警察に相談。詐欺被害に遭ったことがわかりました。
警察はSNSで投資名目で高額の振り込みを依頼された場合は詐欺の可能性が高いことから、すぐに振り込まずに相談するように呼びかけています。